加入は強制・加入すると年収は下がる
条件を満たすと加入は強制で、加入してしまうと毎月厚生年金と健康保険料が天引きされる形に…
加入条件のおさらい
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 賃金月額が88,000円以上、年額約106万円以上
- 1年以上の雇用がある
- 従業員101名以上の勤務先に就いている
- 学生ではない
会社から対象といわれたけれど、絶対絶対加入したくな~い!
- 勤務時間を週20時間内に収めて働く選択もあるけれど…
でも家計的に毎月8.8万円以内に収めるのは厳しい!
- 本当はもう少し稼ぎが欲しい!
あーもう、どうにかなりませんか~?!
加入せずに年収は減らさないという裏ワザ的な方法は2つあるんだよ!
社会保険の加入には必ず加入条件のポイント5つすべてが満たされていること。
逆を言えばどれか一つでも当てはまらなければ加入しなくても大丈夫ということに。
従業員規模が100人以下の企業に転職する※
2024年まで※と限定的ではありますが、この方法だと年収は減らさず加入しなくても良いことになります。
※2024年からは更に幅が狭まり企業規模が50人になると加入になります。
今働いている会社の条件が合っている人にはつらい話だなぁ…
それに2年後すぐの2024年にはまた変わるんだから…
年収をとるか、条件をとるか…
2024年までのつなぎにするか…だね
収入の柱を増やし、年収は減らさない
収入の柱を増やすということは、例えばですがメインのパート先(A社)サブのパート先(B社)の二つで収入を確保するということ。
合計収入が103万円を超えると所得税がかかり確定申告も必要となりますが、以下のポイントを押さえることで年収を大幅に下げないで収入を得ることができます。
色々な働き方が認められてきている中で、企業によってはダブルワークを禁止している場合もあるので必ずダブルワークをしていいのかどうか双方に確認することも大切。
会社によって副業が認められていない場合は、以下のリンクを参考にしてみてね
メインとなる会社は必ず106万円以下の年収にする
社会保険の加入条件を満たさないためにもメイン(A社)の収入となる会社は年間の収益を106万円に抑える必要があります。
残りの23万円分をサブ(B社)の収入減で補うような働き方に変えましょう。
単発や週1日でシフトが組めるバイト先なんかは、サブの収入源と考える…と
A社+B社の合計年収は130万円以下に設定する
年間収入が130万円を超えてしまうと、社会保険加入の条件「130万の壁」に該当してしまうので絶対に超えないように調整が必要です。
上記の条件で超えてしまうと国民健康保険の加入対象となってしまい、社会保険で加入するよりも割高になってしまうので要注意。
扶養にも入ったままで年収を下げたくない場合はこの方法が一番だね!
社会保険に加入するメリットは大きい
社会保険で受けられる出産一時金や、疾病手当などは国民健康保険には無い制度。
全額自己負担の国民健康保険に比べて、社会保険は会社で折半する形での加入なので実際はすごくオトク。
また年金の受給額も増えるため、老後のことを考えると損はない制度ではあります。
だけどやっぱり、年間の支出が増えるくらいならば扶養の範囲で働きたいよ~😭
そうだね、メリットも大きいけれどしっかり考えてから加入したほうがいいね👌
物価高で日々の暮らしが圧迫されている中で、年間でみると約15万円という数字はとても重みのあるもの。
「物価が下がる」事はこの先もう無いかもしれない中で、安易な加入もできないですよね。
加入する際も今後の働き方とのバランスを慎重に考えてから加入したほうが良いですね!
いつの間にか強制的に加入になっちゃった💦というふうにならないためにも、毎月のシフトや収入をしっかりチェックしておき、今後の暮らしと家計を守っていきましょう。